人を見損ない、見誤る (2012年4月18日)

敬天愛人箚記

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あなたは人を見損なったことがありますか。
人を見損なうとは人を見誤るということです。

わたしはいままで数限りなく人を見損なってきました。

大した人だと思っていたのがそうでもなかった。
その反対に大した人でないと思っていたのが実は大した人だった。

とてもいい人だと思っていたのにそうでもなかった。
あまりいい人ではないと思っていたけれど、実はとてもいい人だった。

なんてことたくさんありますよね。
わたしはどちらかと言えば、いまは後の方が多いです。

若いころはどちらかと言えば、初めのほうが多かったように思います。
出会う人を積極的に評価しようと思わなかったのでしょうか。

若さゆえの傲慢でしょうか。
人を褒めるより、けなしたり、くさしていました。

若さゆえの驕りでしょうか。
人を認めることなく、批判したり、非難していました。

そして、若さゆえのの高ぶりでしょうか。
人を敬うことなく、ばかにしたり、見下していました。

いまのわたしは人生の表だけでなく裏も知ったからでしょうか。
人をけなすことなく、できるだけ人を褒めようとします。

いまのわたしは人生の長さを知ったからでしょうか。
人を批判することなく、人を認めようとします。

いまのわたしは人生の意味を感じたからでしょうか。
人を見下したりせず、人を敬おうとしています。

若いころは、若さゆえに人を正当に評価できませんでした。
そして、たくさんの人を見損なってきました。

いまのわたしは、人生の流れとともにたくさんの人の機微に触れることができました。
そして、たくさんの人を見誤ってきたのを知ることになりました。

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向こう3年で、子息に継がせたい社長

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