グローバル企業の真骨頂 (2012年4月28日)
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やはりグローバル企業は違いますね。
今日の日経新聞の記事です。
アメリカ物流施設開発会社プロロジスのモガダム会長兼CEOの話です。
この不景気な日本で土地買収を加速するというのです。
米国の投資家からいまなぜこの時期に投資するのかと疑問を投げかけられるなかでの日本への投資にこう述べています。
これからの日本は輸出が鈍り、輸入経済へとシフトする過程で「消費地に近い物流施設への需要は根強い」と言っています。
なるほど、そういうものかと思わされます。
彼に言わせると、輸出産業が不振であっても、人口1億1000万人を有する国内需要は根強く大きいものだと言うのです。
わたしたち日本人は空気を意識する国民ですから、一旦、不景気だとマスコミが言い出すと、それこそ子供から老人まで不景気病に感染してしまいます。
日本は不景気だから何をやっても上手くいかないといった総悲観論が広まります。
国内需要中心の企業はそういった国民の意識と同調した反応をします。
売上不振や赤字の原因を不景気のせいにすることで、責任を放棄します。
それに比べ、先のプロロジスの会長の発言はどうでしょう。
一国の経済の好不況そのものには興味がありません。
好況ならばそれなりのビジネスチャンスがあり、不況ならそれなりのビジネスチャンスを見つけるだけといった、したたかで理にかなった話だと改めて感心させられます。
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向こう3年で、子息に継がせたい社長
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大石 吉成
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