銀座アップルストアーで　（２０１２年６月１日）

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銀座アップルストア―に初めて行きました。
今日がわたしの56歳の誕生日なので、自分へのプレゼントにIPADを買わせて頂きました。

店舗のなかが、いわゆる店舗らしくありません。
大きな机にIPADとIPHONEを並べているだけです。

受け付けやセールスカウンターといったものがありません。
ましてや、整理券もありません。

大きな机の周りにたくさんのスタッフがスタンバイしています。
客が入ってくると、すかさずスタッフが声をかけます。

商談をしているという感じではなく、それぞれのテーブルでまるでグループセッションでもしているようなラフな雰囲気がしました。

わたしたち年配者にとっては、まずその情景が驚きです。
購入の手続きも、担当スタッフがパソコンを客と一緒に見ながら進めていきます。

煩雑な事務処理をいとも簡単に、客の目の前で済ませていきます。
どのスタッフを見ても、客あたりが丁寧でソフトなイメージですが、プロを感じます。

店の中には、何の装飾も見られず、コマーシャルポスターなどもありません。
ほんとうにいたってシンプルです。

それでいて、とても活気あふれるストアーでした。
今までにない、不思議なショッピング体験をしました。

そして、帰宅してからまた驚きました。
IPADを箱から出してみていましたら、やっぱり仕様書のようなものがありません。

聞いてはいましたが、実際に無いんだと分かりました。
決して安くはない電気機器であるにもかかわらず、使用説明書が無いなんて考えられないことです。

若い人たちはそれでも、平気で使いこなしています。
さっきから、娘に教えてもらいながら、恐る恐るさわっています。

こんなことも、あんなことも出来るんだと知っては、また驚いていました。
初めてアップルの商品を手にしましたが、やはり素晴らしいと思いました。

おおげさですが、スティーブ・ジョブズの繊細な感性に少し触れたような気がしています。
なにかを買いに行って、おもしろいと感じたのは初めてかもしれません。

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向こう3年で、子息に継がせたい社長

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　　　　　　　　　大石　吉成

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