サントリー子会社上場へ (2012年12月12日)
ビジネスコラムサントリーホールディングスは2013年夏、清涼飲料事業
の子会社、サントリー食品インターナショナルを東証に上場
させると発表しました。
これによりサントリーホールディングスは5000億円前後の
調達資金を得ることになります。
今後、海外展開においてM&Aなどを積極的に行うことで、
グローバル市場での生き残りをかける戦略です。
直近では米ウィスキー大手ビーム社買収が話題となっています。
サントリーホールディングスの前期末有利子負債が約6600億円
あり、自己資本を上回っており今後の海外展開において多額の
資金が必要なことから今回の主要子会社の上場となった模様です。
サントリーに限らず、日本の大手飲料会社の営業利益率の低さが
気にかかるところです。
キリン 6.9% アサヒ 6.4% サントリー 6.1%
2010年度の各社の営業利益率です。
コカコーラ 27.5% ペプシ 19%
2008年度のものです。
今後グローバル競争で打ち勝つためにも、日本の各社がそれぞれの
営業利益率を高めることが最大の課題でしょう。
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マーケティングコンサルタント
ビジネスデザイナー・エグゼクティブコーチ
大石 吉成
ビジネス・イノベーション・サービス(株)
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