ひとを褒めるは難しい　（２０１３年５月２２日）

～中小企業の親父はつらいわ～

わたしの多くの友人や顧客が中小企業の親父です。

なによりもわたし自身がかつても今も中小企業の親父です。

そんな親父のつぶやき聞いてみましょう。

経営者向けのビジネスセミナーに参加するとよく言われることがあります。

「社員のみなさんを毎日1回は褒めてください。」

「社員は経営者に褒められるとモチベーションが上がるものです。」

なんてね。

中小企業の親父に言わせると、社員を褒めたいとは思うけれどどこをどう

誉めりゃいいのか分からないとなります。

また、そりゃ褒めたいのはやまやまだけど褒めるところが無いのにどう

すりゃいいのよなんてね。

わたしもそうだったなと思うことばかりです。

仕事は出来て当たり前、契約は取ってきて当たり前というのが前提だったのかな。

それが基準だからできない奴はだめ、契約取れない奴はだめという判断を

していたのかな。

いま思い出すとみんな結構優秀だったなと思ったりしています。

社員にすれば社長に見ていて欲しい、社長に気にかけて欲しいと思うのです。

社長が朝から声をかけてくれればそれだけで嬉しいし、まして仕事で誉めて

くれたりしようものならその一日が楽しくてしょうがありません。

会社じゃなくても、ひとは誰かから認められたいとか気にかけて欲しいとか

思っているものです。

それによって自分の存在そのものが意味があると感じれるようです。

中小企業の親父には無理をしてでも社員を褒めてやってもらいたいところです。

不器用な親父が困惑しながら社員を褒める姿もまた可愛いものです。

売り上げを伸ばしたい、利益を増やしたい
お気軽にご相談ください。（無料相談実施中）

当社は良い商品、優れた技術、画期的サービスを持ちながら
売れない、使われない、世に広がらないと悩んでいる企業の
問題を解決し、企業の“夢”を実現するお手伝いをします。

マーケティングコンサルタント
ビジネスデザイナー・エグゼクティブコーチ

　　　　　　　　　大石　吉成

ビジネス・イノベーション・サービス（株）

　　　東京都台東区台東4丁目22の5

　　　TEL 03-6803-0314