拙速に業務、組織、人事改革をしない 新経営者への7つの戒め その2 (2013年10月30日)
~拙速に業務、組織、人事改革をしない~ 先代の下で仕事をしてきた後継者は会社の現状になんらかの不満や不安を持つものです。 自分が社長ならこうするのになと思いながら過ごしてきたはずです。 そんな貴方が社長になったのですから、すぐにでも…
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~拙速に業務、組織、人事改革をしない~ 先代の下で仕事をしてきた後継者は会社の現状になんらかの不満や不安を持つものです。 自分が社長ならこうするのになと思いながら過ごしてきたはずです。 そんな貴方が社長になったのですから、すぐにでも…
~拙速に新規事業をしない~ 満を持して新社長になった息子が、これでやっと自分の思う通りにできると考え、それまで温めてきた事業案件を実行しようとすることがあります。 社長に就任して間もないとき、まだよく人心を把握できていないときに新し…
~後継者へ権限一部委譲~ 親父が息子に経営を譲ると決心したときから経営継承が始まります。 そのとき親父にしてもらいたいことが権限の一部委譲です。 息子がまだ役員でない場合は早速役員にしてください。 また役員であってもただの取締役であ…
~従業員の世代交代~ 今回は古参社員の話です。 先代に雇われ先代とともに頑張ってきた社員たちの話です。 彼らも二手に分かれています。 ひとつは居てもらわなければならない社員、もうひとつが居ない方がいい社員です。 息子の代になろうと変…
~役員の世代交代~ 役員はほとんどが経営者の取り巻きであり、右腕、片腕といった最も頼り になる存在でしょう。 また役員の中には何人か身内がいることがあるでしょう。 経営者にとっては彼らの多くが共に苦労してきた仲間でしょう。 経営者が…
~金融機関への事前説明~ これも非常に気を使うところです。 経営者が後継者に譲ることを決めたときから、金融機関へはまずそれとなく 話をしておくのがいいと思います。 自分もそろそろ年なので息子に譲ろうかと思っているというような話を事前…
~取引先への事前説明~ 取引先は売り先(お客)支払先(仕入れ先、協力業者等)に分かれますが、 どちらも大切な取引先です。 少なくとも大きな取引先にはこちらから出向き、後継者の紹介とさらなる支 援、応援のお願いをしておくのがいいでしょ…
~役員、社員への打診~ 後継者である息子を次の社長にすると決めた時、あらかじめいつ頃に経営交 代をするのか役員、及び主だった社員には伝えておいて欲しいものです。 役員会や営業会議を通じて明確に伝えておいて貰いたいです。 中には、いき…
~地ならし、根回しは現経営者の役割~ 後継者ができるだけスムーズなスタートが切れるよう配慮するのは経営者の 仕事です。 いわゆる地ならし、根回しは経営者の役割です。 経営者だから出来る、経営者でないと出来ないことをやっておいて欲しい…
~人材を育てる覚悟~ 経営者になったあなたは、これからあなた自身の社員を育てねばなりませ ん。 ほとんどの社員が先代からの社員ばかりのはずです。 彼らはあなたに雇われたのではなく先代に雇われ育てられたのです。 彼らは新しく社長になっ…