親子経営 繁盛と繁栄の秘策 子供がしてはならない7つのこと 7 人を育てるということ (2016年1月19日)
人を育てるということ これまで多くの後継者に出会いました。そして彼らが父親の跡を継いで経営者として活躍する姿をみてきました。そんな彼らに共通した問題がもうひとつあることに気づかされました。 それは、彼らには人を育てるという意識が感じ…
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人を育てるということ これまで多くの後継者に出会いました。そして彼らが父親の跡を継いで経営者として活躍する姿をみてきました。そんな彼らに共通した問題がもうひとつあることに気づかされました。 それは、彼らには人を育てるという意識が感じ…
人の上に立たせてもらうということ 活躍している若い経営者や親の下で頑張っている後継者をみていると感心すると同時に本当に大丈夫なのかなと不安に思うときがあります。それは彼らが人の上に立つということの重大さに気が付いているのかと不安に思…
己に甘く他人に厳しく 後継者が父親の会社に入ってまず悩むことは社員、なかでも古くからいる古参社員との人間関係です。どのようなスタンスで関係性を構築するべきか大いに悩むところです。 またその後、後継者がリーダーとなりやがて父親に代わり…
信義に悖(もと)る 経営者たる者、他人から信頼され信用されることが第一義です。この当たり前のことを分かっていない後継者に出会うと残念であり心配になります。いわゆる頭がいい後継者ほどこれに気づいていないことがあります。 父親に代わり立…
何事も他人のせい 後継者である息子が父親の後を継いだ途端、父親への批判をところ構わず誰彼構わず言うことがあります。営業会議や役員会議ではもちろんのこと普段の社員との話のなかでも常に先代社長の悪口を言う後継者がいます。 挙句に社内のみ…
己の評判を過剰に意識する とかく人は誰しも己の評判が気になるものです。後継者もご多分に漏れず自分の評判が気になります。社内の評判、取引先の評判そして世間の評判がとても気になります。自分がどのように人々から評価されているのかが大変気に…
拙速の戒め 後継者が父親の後を継いで経営者になったとき、最も気をつけねばならないことからお話しします。このことが最も重要であると同時に最も多く現実に起こっていることで、現にたくさんの「お家騒動」といわれる企業不祥事の直接的な原因にも…
家を斉(ととの)える 企業経営者にとって家庭の存在は大きいものです。経営者の家庭の在り方が会社の在り方に大きな影響を与えます。そういう意味では、経営者の家庭の乱れが会社を乱すことになります。経営者たる者、まず家庭をよく治める必要があ…
息子への執着と過度な期待 今回はドイツの叙情詩人・小説家であったヘルマン・ヘッセの「シッダールタ」という本の話から始めます。私はこの本を昨年友人の勧めで初めて読みました。以来今回で6回読んだことになります。 もともと私は多読、乱読が…
危急存亡のとき 会社経営をしていると日々さまざまな問題が起こります。社内業務上のトラブルに始まり取引先とのトラブルにいたるまで、大小いろいろなことが起こります。なかには企業の存続を揺るがすような大きなトラブルがある日突然に表面化する…