欧米出版業界再編の波　（２０１２年１０月３１日）

イノベーションが起こるにしたがい、商品、製品が

淘汰され、業界そのもまで無くなることすらあり得ます。

電子書籍化が進むなかで、欧米の出版業界に再編の動きが

出ています。

アメリカのランダムハウスとイギリスのペンギンブックスが

合併で合意しました。

これにより合併会社は欧米出版業界の最大手になります。

しかし、欧米では電子書籍が急速に伸び、紙書籍が

大きく減少しており、さらなる再編が予測されます。

我々世代にとって両社ともそれぞれになじみのある会社です。

私は中学1年のとき、母親に無理を言ってランダムハウスの

英英辞書を買ってもらった記憶があります。

友人の兄がペンギンのペーパーブックスの小説を読んでいるのが

とてもかっこよく思えたのも覚えています。

世の中の流れとはいえ、こうして自分にとって馴染みがある会社が

合併したり無くなったりすることに寂しさを感じています。

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マーケティングコンサルタント
ビジネスデザイナー・エグゼクティブコーチ

　　　　　　　　　大石　吉成

ビジネス・イノベーション・サービス（株）

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