経営を渡すという覚悟 継がせる者7つの覚悟 その1 (2013年9月27日)
ビジネスコラム経営者が後継者に経営を譲ると決めたとき、ぜひとも覚悟してもらいたいこ
とが7つあります。
よくある話、親父が息子に経営を譲った後で、そんなこと聞いてななかった
とか、そんなこと考えてもなかったとかいろんなことが起こるものです。
経営者にはこれから話す7つの覚悟をよくご覧いただいたうえで、経営継承の
準備を始めて頂きたいと思います。
~経営を渡すという覚悟~
後継者を経営者にするということは経営を渡す、経営権を渡すということです。
多くの中小企業では経営者が自社株の大半を握っています。
息子を社長に据えても、おそらく株式の譲渡まで同時にやらないことが多いもの
です。
財務内容がいい会社であればあるほど株式の評価が高いおかげで譲渡しずらい
のです。
したがって、大株主は先代のまま、支配権を持ったまま後継者には経営権だけを
与えるという会社が大半です。
相続が絡む話ですので、じっくり戦略を立てて進めて頂きたい問題ですが、ここで
注意して頂きたいのが、譲った親父の覚悟の程が問われるということです。
息子を社長にはしたが、大株主は相変わらず俺だという気持ちをいつまでも持ち
続け、息子のすることにいちいち口を挟み、ひどいときには社長である息子を
ないがしろにすることまであります。
経営を譲ると決めたなら、たとえ大株主のままであろうと経営者は息子だ、
すべてを決定するのも息子だという覚悟をしなければなりません。
そうでなければ後継者である息子の立場が揺らいでしまいます。
経営第一線から身を引くと決めたなら、すべてを任すという覚悟が必要です。