鳴門金時の変身 (2012年11月19日)

ビジネスコラム

先日、同級生が久しぶりに来ました。

東京駅で買ったと言って手土産を下げていました。

「これ一度買ったら美味しくて、値段も手頃なので

最近よくお客さんへのお土産にしてるんだ。鳴門金時(サツマイモ)

を使ったお菓子だよ」

「あれ、この栗尾商店て書いてあるの俺の親戚の会社やで」

私が見てすぐに分からなかったのは、パッケージや包装紙などが以前の

ものとまるで違っていたからでした。

それまでは徳島の名産である鳴門金時を秘伝の蜜で煮た素朴で田舎風な

土産物でした。

見た目も普通に透明な袋にサツマイモをスライスして入れただけのものでした。

ところが今回のものは高級和菓子をイメージさせるようなデザインとパッケージ

で、まるで別物になっていました。

中にはキューブ状に切られたサツマイモが入っています。

食べてみると以前と同じで、鳴門金時独特のホクホク感が残って

とても美味しいものでした。

聞いてみると、東京用に企画したといいます。

東京の顧客にターゲットを絞り、既存商品を魅力的に仕立て、売れてしまう

ように仕掛けた成功例だと思います。

売れ行き好調とのことです。

売り上げを伸ばしたい、利益を増やしたい
お気軽にご相談ください。(無料相談実施中)

当社は良い商品、優れた技術、画期的サービスを持ちながら
売れない、使われない、世に広がらないと悩んでいる企業の
問題を解決し、企業の“夢”を実現するお手伝いをします。

マーケティングコンサルタント
ビジネスデザイナー・エグゼクティブコーチ

         大石 吉成

ビジネス・イノベーション・サービス(株)

   東京都台東区台東4丁目22の5

   TEL 03-6803-0314

   フェイスブックのページもご覧ください