「右腕」の決定と育成 (2012年6月18日)
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さて、前回まで、あなたの「右腕」になにを求めるのか、どんな「右腕」が欲しいのかということを明確にするために、「右腕」の条件と役割についてお話ししました。
今回は、では、どうやって「右腕」育てるのかについてお話しします。
あなたは、もうすでに「右腕」候補を得ている方かもしれません。
そして、その候補者をすでにナンバー2のポジションに置いているのかもしれません。
さらに、あなたはその候補者に満足しているのならそれで良し、もし不満があるのなら続きをお読みください。
もし、あなたがまだ「右腕」候補が絞れていない場合、複数の候補者をとりあえず、上げておきましょう。
そして、もしあなたが前回までに話した条件、役割を考慮した末、「右腕」候補が決められたなら、
それなりのポジションに据えてみましょう。
わたしが、事業経営をしていたとき、社長の次の職である専務職をわざと置かず、「右腕」候補者として数名の常務職を設けていました。
そして、そのなかから次の専務職を出すつもりで、2,3年彼らを見ていました。
最終的にひとりこれだと思えるようになり、初めて専務職に就けました。
彼は優秀な男でしたから、専務職に就くと同時に、そのポジションが求められている役割を果たしはじめました。
さて、あなたが選んだ「右腕」候補者をそれなりのポジションに据え、しばらく様子をみたうえで、決断しましょう。
ここで始めてあなたの「右腕」が決まりました。
そして彼にそのことを伝え、これから二人三脚が始まります。
まずは、二人で納得がいくまでとことん話し合うことです。
会社の現状、これからの進むべき方向、今やらねばならないことなど、それこそいろんな話があります。
大事なことは、これから常に二人のコミュニケーションを大切にすることです。
「右腕」を育てるには実践しかありません。
あなたとともに会社を成長させていく過程でしか、「右腕」は育ちません。
それでは、具体的にどのようにして「右腕」を育成して行くのか、次回、お話しします。
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向こう3年で、子息に継がせたい社長
経営者と後継者のコーチだからできる
親から子への事業継承コンサルティング
ビジネスデザイナー・エグゼクティブコーチ
大石 吉成
ビジネス・イノベーション・サービス(株)
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