ありゃ、出ましたか「無罪判決」 (2012年4月27日)
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ありゃ、やっぱり出ましたか、「無罪判決」。
ま、この方の場合、無罪とは明らかな証拠がないので罪には問えませんということです。
決して、何にも悪いことはしていませんとは違います。
どうも御本人は鬼の首でも取ったかのようです。
これから鼻息があがりそうな気配です。
わたしには、もうそろそろ政治の世界から去られるのが、常識ある人間の生き方だと思われるのですが。
どうもあの世界の方はみなさん往生際がよろしくない方が多いようです。
なかには、居直り強盗よろしく、ふてぶてしい方までいる始末で困りものです。
かつて経済成長の時代、建設業界の市場規模は官民合わせピーク時84兆円(1992)ありました。
現在では15兆円前後だと思われます。
当時、業界では談合が習慣としてありました。
特に、公共工事の利権には多くの政治家が中央から地方まで群がるようでした。
そういう世界では、「天の声」というのがいたるところで存在しました。
ゼネコンが工事のチャンピョンを決める際、決め手となる手札があれば有利に話し合いを進められます。
そんなとき、この「天の声」を出させたゼネコンが落札することになります。
この方も当時「天の声」をさかんに出されていたものです。
特に、東北における大型公共工事ではこの方の「天の声」がよく効いたとは有名なお話です。
かつての業界人はこのたびの「無罪判決」を白々しい思いで見ているでしょう。
建設業界はかつての賑やかさはとうになく、小泉政権以来の公共工事抑制策と談合摘発、企業コンプライアンスの問題等により、各社とも満身創痍の感があります。
当時、この方以外にもたくさん「天の声」を出された政治家がいます。
ただ多くの大物利権政治家は引退もしくは亡くなられています。
なかには現職議員も残っていますが、その姿はこの方ほど目立ってはおりません。
そうなんです、あの方だけが妙に目立ってしまっているのです。
多くの有力族議員が消え去ったにもかかわらず、この方だけが生き残った感がどうしてもぬぐえません。
まるで、ゾンビを見る思いがします。
これからの日本の政治にあの方は本当に必要とされるのでしょうか。
わたしは一日も早い引退をお奨めいたします。
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向こう3年で、子息に継がせたい社長
経営者と後継者のコーチだからできる
親から子への事業継承コンサルティング
ビジネスデザイナー・エグゼクティブコーチ
大石 吉成
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