ひとりで仕事をするということ (2012年5月21日)
敬天愛人箚記敬天愛人語録にもどる
先日、ある会でIT関係の仕事で起業されている若者に久しぶりに会いました。
彼とは2か月前に一度会っていました。
二人で少し話す時間があり、「最近、仕事はどう、忙しいの?」と聞いてみました。
「いや、それが、またどこかに勤めようかと思ったりしています」との答えが返ってきました。
話を聞くと、大手との競争になって苦戦しているようでした。
彼もフリーランスですから、一人でやるしかないので、いろいろと悩んでいるようでした。
わたしは、「名刺を渡しておくから、いつでも連絡して。とにかく一人で悩まず話を聞かせて」と言ってその日は別れました。
わたしたちのようなフリーランスで仕事をしていると、何か一つ悩み始めるとスパイラルにはまってしまい、出口が見いだせなくなります。
何か問題が起こり解決しようと考え始めるのですが、いつのまにか考えることから悩むことに変わっています。
そして、一人でいつまでも同じことを繰り返し悩み続けることになります。
そんなとき、誰かと話をすることでふっと解決策が浮かんだり、何かヒントをつかんだりすることがあります。
人間誰しも一人では、問題が解決されないことがあります。
自分一人の頭の中では、思考と発想には限度と限界があります。
今、日本中にたくさんのフリーランスがおり、みんな何かで悩んでいます。
次の仕事が見つからない、もっと新しいクライアントが欲しい、一人でも多く集客したいなど、いろんなことで悩んでいます。
ひとつの解決策として、どんどんいろんな会や、コミュニティーに参加することをお奨めします。
それこそ、今の世の中、趣味のサークルに始まりボランティアや実益を求めるセミナーなど、いろんなコミュニティーが存在しています。
とにかく自分から積極的に出ていくことで、いろんな人に出会うことです。
そのうちに自分にとって、居心地が良かったり、刺激になったり、癒されたりするコミュニティーを見つければいいのです。
一つでも多く、世の中とのつながりを持ちましょう。
われわれフリーランスに最も必要なものは、このつながりです。
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向こう3年で、子息に継がせたい社長
経営者と後継者のコーチだからできる
親から子への事業継承コンサルティング
ビジネスデザイナー・エグゼクティブコーチ
大石 吉成
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