ようやく、決まりました (2012年6月12日)

敬天愛人箚記

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娘婿がついに押し切られました。
娘婿の親父の全面勝利です。

今日、娘が無事退院してきました。
娘婿の親父も千葉からやってきました。

明日、お七夜までに孫の名前を決めようと勇んできたようです。
自分が考えた名前を婿殿が気に入ってないのが、気にいらないようです。

親父は孫を抱きかかえるなり、「おー、かわいいノリちゃん。いい子やねー、ノリちゃん」と、何度も自分が考えた名前で話しかけます。

それを見た娘婿が不機嫌そうに顔をしかめています。

「おー、かわいいノリちゃん。おまえのとうさんはほんまに無責任やなあ。いまだに名前すらよう決めらんのやから」

婿殿は無視を決め込んでいます。

「だれがどんな名前を付けても、じいじいはノリちゃんとしか呼ばんからな。ノリちゃん」
ここまでくれば、わたしも口をはさまない訳にはいきません。

「おい、娘婿殿、もうそろそろ名前決めたりや。明日までに決めなあかんで」
「はい、明日の夜までに決めます」と、婿殿。

そもそも婿殿は知り合いの四柱推命の専門家の方に名前を考えてもらっていました。
その名前のすべてが婿殿の親父は気に入りません。

「子供の名前は親が考えるもんだよ。ひとさまに考えてもらうなんて無責任てもんだ」と、おっしゃいます。

親父は密かに姓名判断の本をたくさん買ってきて研究をしました。
そして、いくつかの案を出してきたのですが、婿殿が気に入らず、とうとう自分でひとつに絞ってきました。

それがノリちゃんです。

さすがに、じれた親父が、「おれの遺言だと思ってくれ」とまで言われたので、婿殿もとうとう観念したようです。

あきらめた婿殿が専門家の方にメールをいれたところ、「家族円満が第一です。名前は二の次です」との返信でした。

しばらく続いた親子のバトルもこれで終わりました。
娘の父親は立場が弱いのでなんの主張もできませんでした。

心ひそかに呼んでいた「こたろー」をこころにしまい、今日から、かわいい「ノリちゃん」です。

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向こう3年で、子息に継がせたい社長

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         大石 吉成

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