テイクオーバーゾーン (2012年3月26日)
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陸上競技400メートルリレーで走者から次走者へバトンを渡すことが出来る範囲(20メートル)のことを、テイクオーバーゾーンと言います。
わたしは事業継承コンサルティングにおいて、経営のバトンパスの期間は3年間が最も適当であろうと考えています。
これは、経営者がそろそろ経営を次代に譲ろうと考え始めてから、後継者がある程度一人歩きが出来るようになるまでの期間のことです。
急な世代交代はあまりお勧めできません。
また、あまりに長い準備期間も必要ありません。
リレーの場合、バトンパスのタイミングはテイクオーバーゾーン内であればどこでもいいようです。
同じように、3年の間でどこでバトンを渡すかは、ケースバイケースで行います。
経営者の心づもりと覚悟によります。
後継者の能力と資質によります。
そして、継がせる者と継ぐ者とのタイミングを合わせねばなりません。
トップスピードで走っている経営者がスピードを落とします。
後継者が走り始めます。
どのタイミングでバトンを渡すのが一番タイムをロスすることなく渡せるのか。
バトンを渡された走者はいち早くトップスピードに入ります。
バトンを渡した者はレーンを外れ、トラックから去ります。
まさに事業継承そのものの光景です。
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向こう3年で、子息に継がせたい社長
経営者と後継者のコーチだからできる
事業継承コンサルティング
ビジネスデザイナー・エグゼクティブコーチ
大石 吉成
ビジネス・イノベーション・サービス(株)
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