大阪維新の会の行方 (2012年4月14日)
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ほんとうにそうなっていいのでしょうか。
わたしもよく分からなくなっています。
先日、大阪維新の会幹事長の松井大阪知事が次の衆議院選挙で過半数をねらうという記事がでていました。
単独過半数が無理なら同じ政策を掲げるグループと過半数を目指すと言っています。
ということは、過半数を取って与党になり総理大臣を輩出するということなんです。
そうなったことを想像してみると、1年生議員がまたたくさん出来るということ、しかも彼らが与党議員になるということ、そしてその中から大臣、副大臣そして政務官が出るということです。
しかも、そのグループから総理大臣が出るということです。
ほんとうに大丈夫なんでしょうか。
わたしたち国民は、素人の集まりのような民主党に大変な思いをしているのに、それ以上のアマチュアに政権を任せるなんてほんとうにありなんでしょうか。
わたしは橋下市長のこれまでやられてきたことを大変評価していますし、現在やられていることにも大いに賛成するところですが、今回の国政への動きに関してははなはだ疑問に思うことがあります。
いままでの聞くところによると、橋下市長ご自身は今回の選挙にはお出にならないとのことでした。
ということは、たくさんの新人国会議員をだれがどのようにして面倒をみるのでしょうか。
野党ならまだしも、いきなり与党にでもなったりすればどなたが責任者になるのでしょうか。
はなはだ疑問とするところです。
国のかたちを変えたいという橋下市長が衆議院に立候補して、政権を取り、総理大臣になると明言し、事に臨むなら理解のしようもあるのですが。
いま、ひとつ明らかに言えることは、自民党は自信を喪失したままであり、民主党は政党の体を為していないということです。
こんな状況ですから、どんなことが起きても不思議ではありませんが、確かなことは国民不在の政治がまだまだ続くということでしょうか。
今まだ多くの人々が放射能汚染で苦しむなか、原発再稼働に向けて、政府が動き出しています。
ここは、脱原発を主張する橋下市長に期待するしかないのかもしれません。
ほんとうに迷うところです。
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大石 吉成
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