娘のおなか (2012年6月3日)

敬天愛人箚記

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もうすぐ、娘の出産予定日です。
娘は大きなおなかで毎日たくさん歩いています。

病院の助産師さんに言われたようで、2時間近く歩いています。
見ているわたしは、おいおい、そんなに歩いて大丈夫かと思ってしまいます。

今日も、妻とわたしの3人で、家からかっぱ橋道具街、そして浅草まで歩いてきました。
ちょうど2時間ぐらいです。

妻と娘が並んで、わたしが前を歩きます。
わたしは注意深く、前、横、後ろを気を付けながら歩きます。

東京の歩道はとても危ないのです。
自転車が傍若無人に走ってきます。

大切な娘に接触でもしたらと、気が気でありません。
2時間、わたしはまるで娘のガードマンです。

妊娠当初は医者から女の子だと言われていました。
わたしはすっかりその気で、おなかの子に話していました。

ところが、しばらくして、実は間違っていたと、男の子だと言われました。
その途端、娘婿の親父が張り切りだしました。

孫の名前は俺が決めると言い出しました。
そのこと自体はいいのですが、なかなか決まりません。

娘夫婦と親父の意見が合いません。
娘婿は四柱推命のおばさんに相談をしていますが、親父はたくさん本を買って研究をしているようです。

その、両者の意見がまったく合いません。
娘婿が間に入って右往左往の連続です。

どうやら今日も話し合いは決裂したようです。
わたしは密かに、お腹の子をこたろーと呼んでいます。

今日もわたしはこたろーに言いました。
「こたろー、遠慮せんでええんやで。もうそろそろ出てきてええんやで。なまえは出てきてからつけたるから、なんにも心配せんでええぞ」

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         大石 吉成

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