代表大石セミナー風景

親子経営の強みと弱みを究める

日本の法人企業250万社の97%は同族会社と言われています。また、法人企業の99.7%が中小企業だと言われています。よって日本の中小企業の多くがいわゆる同族企業だと言えます。親父が社長で息子が専務、親父が会長で息子が社長、あるいは親父が社長で娘が専務、親父が社長で娘婿が専務などなどいろんなパターンの同族企業があります。これらの同族企業のなかでも親子で経営している企業に焦点を当てます。

親子経営の強みと弱みが両存しますが、強みを伸ばし弱みを減らすことで、より強固なビジネススタイルが確立されます。日本の親子経営企業がより強固に魅力ある企業となることは、日本の中小企業が元気になることに他なりません。

親子だからこそ経営力を高めることができる

本セミナーでは企業の主役と準主役である父と子に焦点を合わせます。父と子の関係こそが親子経営の興廃に大きく影響するものです。父と子の役割と責任を明確にし、互いを認め合うことが二人の連携を強化します。父と子の確執を超えたところに親子経営の繁盛と繁栄があります。親子経営を含む同族経営企業が非同族経営企業に比べ総じて業績が高いことは多くの経済学者がデータをもとに明らかにしています。親子経営の強さと弱さを見極め親子にしかできない経営戦略を立て経営力をさらに高めることをお話しします。

父親ができることは多くある

また、子息、息女に後継者として企業を確実に、堅実に継承してもらうため、父親である経営者が何をどうすればいいのかについてお話しします。企業の経営交代は取引先にとってはリスクになります。しかしながら経営者が代わることで企業の業績がさらに良くなると、社内外から期待されるよう取り組むことが大切です。継がせる側には心構えと覚悟が必要です。継ごうとする側には感謝と敬いが必要です。

父親自ら子供を育てることは難しい

父と子というのは実に難しい関係です。これほど厄介な関係はありません。父親にとって子供とは可愛く愛おしくて堪らないと同時にひとつ違うとこれほど厄介でどうしようもない存在はありません。父親は自分の経験から人生におけるルールと勝ち方を子供に教えようとします。そのことが正しければ正しいほど子供はおかしなもので反発します。これほど理不尽な話はありません。父親は我が子が可愛いが故に正しいことを教えようとするのですが子供は決まって反発することになります。人類がその長い歴史においてどうしても克服することができないテーマの一つが父と子の確執であり相克になります。セミナーを通して父と子の問題を改めてじっくり考える時間にして欲しいと願っています。 

後継者に何をさせる

父親である経営者は子息、息女に具体的に何をさせればいいのかと大いに悩むことが多くあります。今、会社に後継者を入社させてもやらせることがない、就けるポジションがないなどと言う経営者に多く出会います。せっかく後継者が入社したにもかかわらず後継者の活躍場所を見つけられないということがたくさんの会社で起こっています。

後継者の手で「働き方改革」という名の下で「業務改革」を

「働き方改革」を進めるとどうしても業務改革をやることになります。それを是非、後継者の手で成し遂げて欲しいというのが弊社の提案です。後継者を中心に将来後継者を支える次世代経営幹部とでプロジェクトチームを作り「働き方改革」という名の下で業務改革に取り組ましょう。後継者が社長になり、どうせやらねばならないことを「働き方改革」の御旗のもとで社員を巻き込みながらイノベーションを起こすことができればそんな素晴らしいことはありません。次世代経営者(後継者)・次世代経営幹部が中心となり、過去のしがらみから脱却し事業成長に向かった仕事の仕方に変革します。もし後継者の下でこれらの業務改善、業務改革が為され、結果が出たなら、後継者の自信になると同時に社員の後継者への信頼が生まれることになります。後継者の育成がなされ、次世代経営幹部の育成となり、業務改革が実践され、さらに「働き方改革」まで為されることになります。是非、今回の政府が進める働き方改革を逆手でなく順手に取って一石四鳥を追ってみてはいかがでしょう。

セミナープログラム

セミナーイメージ
  1. 親子経営とは
  2. お家騒動事例紹介
    • 大塚家具
    • ロッテ
    • 赤福等
  3. 私の業務
    • 親から子へのスムーズな経営交代のサポート
    • 後継者の育成、指導
    • 後継者と若手経営幹部による「働き方改革」推進プログラム
  4. 持論
    • 親父に息子は育てられない
    • 親父の子への執着は関係性を悪くする
    • 父と子、兄弟の関係性は変えられる
  5. その「働き方改革」では会社を壊す
    • 時短だけが先行すればいろいろな弊害が起こる
  6. 「働き方改革」に社長と後継者が本気で取り組む
    • 御社の4つを変える
    • 後継者がプロジェクトリーダーになるため必要なこと
  7. 後継者による「働き方改革」の進め方
    • 企業理念から目指す姿の確認
    • 後継者をリーダーに次世代経営幹部とプロジェクトチームをつくる
    • 現場で起きている問題の真因を追究する
    • 問題発見に取り組む
    • 問題解決のシナリオを描く
    • 働き方改革ビジョンをまとめ社員に告知する
    • プロジェクト委員会を立ち上げる
    • 部署間、部署内の業務デザインをし直す
    • 全体的に業務デザインを見直す
    • 付加価値の高い業務へ集中する
  8. 社員の巻き込みが成否を決める
    • 社員のベクトルを同じ方向に向ける
  9. 「働き方改革」実践例の紹介
  10. さあ、後継者の出番

受講をお勧めする方

  • これから子息、息女に経営を譲ろうとしている
  • 今後、身内、親族の誰かに経営を任せたいと思っている
  • 会社の将来展望が見えず、後継者に継がすのを迷っている
  • 後継者と関係がどうもよくないと思っている
  • 子供二人を会社に入れ兄弟の関係を心配している
  • 後継者を決めかねている
  • 経営を譲る踏ん切りがつかない
  • 後継者に経営を譲ったものの、どうも上手くいっていないと思っている
  • 同族経営に行き詰まりを感じている
  • 「働き方改革」にどう取り組めばいいのかわからない
  • 「働き方改革」など必要ないと思っている
  • 後継者になにをさせていいかわからない
親子イメージ
専任講師からのメッセージ

親子経営の要諦はと問われたら親子の関係性にありと答えます。親子の関係性如何によって経営状況が変化します。よってまずは親子の関係性の改善を促します。その上で経営交代が上手く行われることが会社の更なる成長、発展に寄与します。経営交代は親子経営における正に最大のイベントでありビッグチャンスです。

本セミナーでは親子経営における経営交代をスムーズに行うため、親子双方に必要な覚悟と役割についてお話しします。現実に起きている「お家騒動」の顛末もいくつか例にとってご説明いたします。

「親父(経営者)に子供(後継者)は育てられない」をモットーとしています。経営者である父親自らが後継者である子息、息女を教え育てることにはどうしても無理があります。子息、息女を社長にするための育成は是非第三者にしてもらうことをお勧めいたします。

親子経営の会社で後継者にやらす仕事がないという相談を受けることが結構多くあります。「働き方改革」という名の下で「業務改革」を同時に後継者にやらせてはいかがでしょうというのが私の提案です。

お客様の声

  • O・O様具体的な事例を提示しながらのお話だったが、他人事とは思えないぐらい、自分自身を考えさせられる事例で、非常に参考となった。
  • I・M様大石先生が口癖のように仰っていた、親は子を育てられないと言う言葉には納得がいくものがありました。親は子を育てようとし、子供は親に認められたいと思う。 そう考えるとお互いが尊重し合う事が出来なければ、どうしてもぶつかり合ってしまうのだと客観的に考える事が出来ました。 逆に言うとどちらかが尊重する事で親子の関係を変える事が出来ると教えて頂きました。
  • Y・O様大石先生のお言葉は、経営者として生きてこられた方の言葉なので、コンサルタントの先生という立場であっても、言葉の重みが違いすぎると実感致しました。どんな教科書よりも実体験に基づく先生の言葉には圧倒的な迫力(=凄み)を感じます。 親子経営ということに関しては、当社の場合ありがたいことに、お家騒動のようなものはありませんでした。次におっしゃった、経年劣化したビジネスモデルに対し、社長室で「仕方ない」と座して見るばかりでは死を待つのみ。再度オーナーシップを発動し、経営者が再構築すべく行動をおこすことが後継者の仕事であるという部分は、深く感じるところがありました。
  • M・K様親子による会社経営が素晴らしく高い経営力を発揮し得る強い形態である事、また一方で親子経営が企業にとって大きなダメージになり得る事も知る事ができました。 私が前者のような経営者になる為には、そして私自身が過去に後者のダメージの一因にもなっていた事を振り返りながら受講させていただきました。
  • S・T様経営者が変わることに起因する「お家騒動」が何故発生したのか、それを防ぐためにはどうすれば良いかを知ることができた。経営者が常に学び、動き続けなければならないことが分かり、まず何をするべきかを知ることができた。

よくあるご質問

  • Q:他の経営者向け事業継承セミナーとの違いは?
  • A:本セミナーは事業継承にのみフォーカスしたものではありません。親子経営の強さと弱さを洗い出し、その真価を明らかにします。親子経営だから出来る経営力を高める方法をお話しし、経営交代がよりスムーズに行われるよう促します。
  • Q:他のセミナーに比べ値段が高いのでは?
  • A:専任講師大石の長年に亘る事業経営者としての経験と、数多くのコンサルティングケースから得た知恵を余すことなくお伝えしています。
    専任講師大石渾身のセミナーです。当該セミナーでは内容に自信を持って開催いたしておりますが、ご満足頂けない場合、理由に関わらず100%返金保証を実施しています。ご理解の上どうぞご安心してお申込み頂ければ幸いです。
  • Q:親子の問題は簡単に解決出来ることではないのでは?
  • A:親子の問題は一朝一夕で解決出来るものではありません。しかし親子関係は他の人間関係と同じように相対関係です。どちらか一方が変化することで相手に変化が生じます。従って親子の関係性を変えることは難しいことではありません。
    本セミナーでそのきっかけを掴んで頂ければ幸いです。

専任講師/大石 吉成(おおいし よししげ)氏について

大石 コンサルティング風景

現在数社の社外顧問をしながら親子経営コンサルタントとして活躍中。オーナー企業経営者と後継者に自らの経験と数多くのコンサルティング現場から導き出した、親から子へ失敗しない経営交代の極意を伝授している。「親父(経営者)に息子(後継者)は育てられない」をモットーに、オーナー企業経営者と後継者の相談役を務めつつ経営交代を円滑に進めるプロフェッショナル。

「経営交代は継がせる者と継ぐ者両者の覚悟が大切」「経営交代はビッグチャンス」をポリシーとしている。机上の空論でなく自ら体験、実践した手法には多くの経営者、後継者から信頼を得ている。自信の無い後継者を明るく元気で自信に溢れる経営者に育てる手腕に定評がある。後継者のための専門経営講座を主宰している。オーナー企業経営者の子息、息女のための「寺子屋」であり現代版「帝王学」実践の場である。

1956年兵庫県淡路島生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。

  • 著書に
  • 『親から子へ 失敗しない事業継承 5×7つのポイント』(ギャラクシーブックス)
  • 『親子経営 ダメでしょモメてちゃ』(セルバ社)
  • 『親子経営 中国古典『大学』から学ぶ32の成功法則』(セルバ出版)
  • 『親子経営 その「働き方改革」では会社を壊します』(セルバ出版)

セミナー開催概要

参加特典

  1. 無料相談コンサルティング(日程相談の上、2時間程度)
  2. 参加申込者全員に新刊『親子経営 その「働き方改革」では会社を壊します』(セルバ出版)をプレゼント

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※当社主催のセミナーは、「100%返金保証」にて実施しています。万一、内容にご不満の場合や、思っていた内容と違っていたといった場合、理由を問わず全額返金させて頂きます。ご安心の上、お申し込みください。

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